2007.02.03
これが大学?
大学に入学して一番最初に驚いたのが、新入生に対するガイダンスでの学事部の職員の話だった。
「とにかく留年だけはしないでください」
この大学は国立大学、偏差値は当時で60以上。決して悪いほうではない。しかしその大学で、毎年留年者が続出して困っているのだという。
2割から3割が進級できないなどといっていたような気がする。大学で単位をとることは決して難しくない。なのになぜ。
この疑問は入学してすぐに明らかになった。
大学生はとにかく勉強しない。当時の大学生は本当にそうだった(今もそうだろう)。
そして現実に入学時に顔を合わせたきり、その後顔を見ることもない学生は決して少なくはなかったのである。
みんな目的を見失っていた。大学にはすぐに来なくなった。ただ先生もそのへんはわきまえていて、出席をきちんととって学生を教室にこさせる先生もいることにはいた。
しかし多くの大教室で行われる授業はどんどん参加者が減っていった。
学問に最初から興味があったわけではないから、そんなに勉強しないのもわかるのだが、最低限の条件もクリアできずに留年していくのだから相当ひどいものである。
私は家庭の事情で絶対に留年はできなかったので、授業には必死で参加した。ただ正直に言って全く面白くなかった。
今でも印象に残っている先生や授業はほとんどないのである。そう考えると大学の教室で学ぶよりもアルバイトや遊びの中で様々なことを学んだほうがずっと成長できるという気もする。
これは今の時代でも大学が抱えている問題なのではないだろうか。
「自由」はそれだけでは何も生み出しはしないのだ。
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「とにかく留年だけはしないでください」
この大学は国立大学、偏差値は当時で60以上。決して悪いほうではない。しかしその大学で、毎年留年者が続出して困っているのだという。
2割から3割が進級できないなどといっていたような気がする。大学で単位をとることは決して難しくない。なのになぜ。
この疑問は入学してすぐに明らかになった。
大学生はとにかく勉強しない。当時の大学生は本当にそうだった(今もそうだろう)。
そして現実に入学時に顔を合わせたきり、その後顔を見ることもない学生は決して少なくはなかったのである。
みんな目的を見失っていた。大学にはすぐに来なくなった。ただ先生もそのへんはわきまえていて、出席をきちんととって学生を教室にこさせる先生もいることにはいた。
しかし多くの大教室で行われる授業はどんどん参加者が減っていった。
学問に最初から興味があったわけではないから、そんなに勉強しないのもわかるのだが、最低限の条件もクリアできずに留年していくのだから相当ひどいものである。
私は家庭の事情で絶対に留年はできなかったので、授業には必死で参加した。ただ正直に言って全く面白くなかった。
今でも印象に残っている先生や授業はほとんどないのである。そう考えると大学の教室で学ぶよりもアルバイトや遊びの中で様々なことを学んだほうがずっと成長できるという気もする。
これは今の時代でも大学が抱えている問題なのではないだろうか。
「自由」はそれだけでは何も生み出しはしないのだ。
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2007.02.04
先輩にしかられる
大学に入学してしばらくするとあるサークルに入部することにした。
音楽系のサークルだ。新入生が入部した初日にさっそくコンパが開かれた。しこたま飲まされ、吐いた。
これが大学生なのだろうがさすがに疲れた。こんな日がかなり多くて、その気になれば毎日がお祭り。そうやって過ごすこともできる。
私は入学当初もその後も単位を取得する必要のある授業はきちんと出ようと決めていたのだが、そのことで先輩にいちゃもんをつけられたことがある。
授業以外にも時々図書館などで勉強や読書をしていた私のことを知っていたその先輩は、ある飲み会の帰り道
「お前はなんだか勉強をしているみたいだが、大学に来て勉強するなんて馬鹿なことをするな。もっと遊べ」
といわれた。なぜだかそのとき私は謝ってしまったのだが、それほどまともに勉強する学生が異常な扱いをうけるような雰囲気があった。
私はこのような雰囲気の大学の中でこれから一体どのように4年間を過ごしていくべきなのか真剣に考えさせられた。
サークルやコンパなどはそれなりに楽しかったのだが、同時にひどいむなしさも感じていた。この状態で4年間はないだろうと思った。
今の大学生たちは学生生活をどのように感じているだろうか。
ケーアイクリエート

音楽系のサークルだ。新入生が入部した初日にさっそくコンパが開かれた。しこたま飲まされ、吐いた。
これが大学生なのだろうがさすがに疲れた。こんな日がかなり多くて、その気になれば毎日がお祭り。そうやって過ごすこともできる。
私は入学当初もその後も単位を取得する必要のある授業はきちんと出ようと決めていたのだが、そのことで先輩にいちゃもんをつけられたことがある。
授業以外にも時々図書館などで勉強や読書をしていた私のことを知っていたその先輩は、ある飲み会の帰り道
「お前はなんだか勉強をしているみたいだが、大学に来て勉強するなんて馬鹿なことをするな。もっと遊べ」
といわれた。なぜだかそのとき私は謝ってしまったのだが、それほどまともに勉強する学生が異常な扱いをうけるような雰囲気があった。
私はこのような雰囲気の大学の中でこれから一体どのように4年間を過ごしていくべきなのか真剣に考えさせられた。
サークルやコンパなどはそれなりに楽しかったのだが、同時にひどいむなしさも感じていた。この状態で4年間はないだろうと思った。
今の大学生たちは学生生活をどのように感じているだろうか。
ケーアイクリエート
2007.02.05
心友を見つける
学生時代の大きなテーマは心の友を見つけることだ。
私はその意味では本当にラッキーだった。
私の所属していた音楽系のサークルにNという男がいて同じ県の出身だったこともあり、すぐに打ち解けた。
音楽の趣味などが一致していたことも仲良くなった要因だったろう。
とにかくこのNという男には何でも話せる気がして、いろんな話をした。自分の本当の気持ちや考えを隠さずに話せた。
自分から心を開かないと決して本当の友達はできないと思う。
最近の学生はどうだかわからないが、人から声をかけてもらうのを待っていたり、何に対しても受身の学生は当時もとても多かった。
学生時代にどんどん孤独になっていく学生は、このように人とコミュニケーションをとらない学生が非常に多い気がする。
コミュニケーションが苦手なのではない。
コミュニケーションをしないのだ。
私の場合、このような心友を得たことがその後の4年間を実に実りの多いものにした。
私はどちらかといえば内向的なタイプだったが、そのNは外向的で明るかった。
私たちはお互いに足りない部分を補完しあうようにして学生時代を過ごしたのである。
学生時代はまず、共に理解しあい向上できる友達を作りたいものだ。
私はその意味では本当にラッキーだった。
私の所属していた音楽系のサークルにNという男がいて同じ県の出身だったこともあり、すぐに打ち解けた。
音楽の趣味などが一致していたことも仲良くなった要因だったろう。
とにかくこのNという男には何でも話せる気がして、いろんな話をした。自分の本当の気持ちや考えを隠さずに話せた。
自分から心を開かないと決して本当の友達はできないと思う。
最近の学生はどうだかわからないが、人から声をかけてもらうのを待っていたり、何に対しても受身の学生は当時もとても多かった。
学生時代にどんどん孤独になっていく学生は、このように人とコミュニケーションをとらない学生が非常に多い気がする。
コミュニケーションが苦手なのではない。
コミュニケーションをしないのだ。
私の場合、このような心友を得たことがその後の4年間を実に実りの多いものにした。
私はどちらかといえば内向的なタイプだったが、そのNは外向的で明るかった。
私たちはお互いに足りない部分を補完しあうようにして学生時代を過ごしたのである。
学生時代はまず、共に理解しあい向上できる友達を作りたいものだ。
2007.02.09
この本を読んでみて
この本を読んでみて、といって薦められたのが
「竜馬がゆく」司馬遼太郎著 であった。
私はもともと本を読むのは嫌いではなく、高校時代からずいぶん多くの本を読んでいたが、受験勉強の合間をぬっての読書だったのでじっくり読むというわけにはいかなかったのである。
大学生は必読の書ではないかと思う。幕末から明治維新のころは日本史上最も若者が輝いていた時代だと私は思う。
このような恵まれた時代のほんの100年前に、新しい国を作るために命を散らした若者が数多くいたことを忘れたくはない。
私はこの本を1日1冊のペースで読んで8日で読み終えた。
日本史の授業で学んでいた多くの歴史上の人物の名がはじめて生きた知識となって私の中に流れ込んだ。
大学でいっしょうけんめい勉強しようと思ったのはこの本を読んだおかげだ。向学心に火がついた。
お金はあまりなかったが、せっせと本を買って読むようになった。
「竜馬がゆく」司馬遼太郎著 であった。
私はもともと本を読むのは嫌いではなく、高校時代からずいぶん多くの本を読んでいたが、受験勉強の合間をぬっての読書だったのでじっくり読むというわけにはいかなかったのである。
大学生は必読の書ではないかと思う。幕末から明治維新のころは日本史上最も若者が輝いていた時代だと私は思う。
このような恵まれた時代のほんの100年前に、新しい国を作るために命を散らした若者が数多くいたことを忘れたくはない。
私はこの本を1日1冊のペースで読んで8日で読み終えた。
日本史の授業で学んでいた多くの歴史上の人物の名がはじめて生きた知識となって私の中に流れ込んだ。
大学でいっしょうけんめい勉強しようと思ったのはこの本を読んだおかげだ。向学心に火がついた。
お金はあまりなかったが、せっせと本を買って読むようになった。
2007.02.11
何しようか
色々な本を読んで考え事をしている時間が長くなった。
大学のよさをあえて言えば「考える時間」がたくさん取れること。
しかし、多くの大学生たちはこの時間を使いこなせず、自由な時間を自らの堕落のために放棄していく。まさに「自由からの逃走」だ。
私は絶対に留年はできないという気持ちはあったので、授業だけはきちんと出席、単位をしっかりとってその後、自由な時間を確保しようと考えた。
大学ではなぜか授業に出ないことや、不真面目な学生であることが「かっこいい」ような雰囲気があった。
確かに有名人や成功者の中には浪人や留年の挫折を味わった人がいたりもする。
しかし彼らは浪人や留年はしたけれどもそれを生かして成功したのであって、浪人や留年をすれば成功するというわけではない。
それどころか多の大学生は大学での基本的な学びをおろそかにして、逆に真摯な向上心や克己心を失ってしまう。
進級や卒業に必要な単位をそろえるための授業にはきっちりと出席し、その前提で自由になる時間をいかに使うかを考えようと、そう思った。
大学受験が終わって目標を見失った自分に、何か目標を与えようと考え始めた。
大学のよさをあえて言えば「考える時間」がたくさん取れること。
しかし、多くの大学生たちはこの時間を使いこなせず、自由な時間を自らの堕落のために放棄していく。まさに「自由からの逃走」だ。
私は絶対に留年はできないという気持ちはあったので、授業だけはきちんと出席、単位をしっかりとってその後、自由な時間を確保しようと考えた。
大学ではなぜか授業に出ないことや、不真面目な学生であることが「かっこいい」ような雰囲気があった。
確かに有名人や成功者の中には浪人や留年の挫折を味わった人がいたりもする。
しかし彼らは浪人や留年はしたけれどもそれを生かして成功したのであって、浪人や留年をすれば成功するというわけではない。
それどころか多の大学生は大学での基本的な学びをおろそかにして、逆に真摯な向上心や克己心を失ってしまう。
進級や卒業に必要な単位をそろえるための授業にはきっちりと出席し、その前提で自由になる時間をいかに使うかを考えようと、そう思った。
大学受験が終わって目標を見失った自分に、何か目標を与えようと考え始めた。









