2007.08.02
成長できる恋愛
学生時代はできることなら、お互いがその関係において成長できる恋愛をしたいものである。
私の場合、大学に入学して初めての恋愛は自分自身に大きな変化や成長はもたらさなかった。
理由はよくわからない。ただ私はこのときは相手の内面などは全くと言っていいほど見ていなかった。相手が何を考えているのか、どんな生き方をよしとしているのか、どんな価値観をもっているのか。
このようなことに無頓着な恋愛は、結局は自分の中に変化や成長をもたらしはしないのだ。
相手の内面を理解しつつ進んでいく恋愛は、きっと大きな実りと成長をもたらすだろう。
私にとってこのときの恋愛はまさしくそうであった。
彼女を理解しようと努力した。
お互いに成長したいと願った。
彼女の人生にとって私との出会いがプラスになりますようにと祈った。
しかし私は、彼女のためになりたいと思いつつ、自分の欲望に負けたのかもしれない。
自分の気持ちを伝えて、彼女を自分の「彼女」にしたいという衝動は抑えることができなかった。
このままの距離で関わり続けていられたら、彼女もそして自分自身もあんなに悩み苦しむ必要はなかっただろう。
私の場合、大学に入学して初めての恋愛は自分自身に大きな変化や成長はもたらさなかった。
理由はよくわからない。ただ私はこのときは相手の内面などは全くと言っていいほど見ていなかった。相手が何を考えているのか、どんな生き方をよしとしているのか、どんな価値観をもっているのか。
このようなことに無頓着な恋愛は、結局は自分の中に変化や成長をもたらしはしないのだ。
相手の内面を理解しつつ進んでいく恋愛は、きっと大きな実りと成長をもたらすだろう。
私にとってこのときの恋愛はまさしくそうであった。
彼女を理解しようと努力した。
お互いに成長したいと願った。
彼女の人生にとって私との出会いがプラスになりますようにと祈った。
しかし私は、彼女のためになりたいと思いつつ、自分の欲望に負けたのかもしれない。
自分の気持ちを伝えて、彼女を自分の「彼女」にしたいという衝動は抑えることができなかった。
このままの距離で関わり続けていられたら、彼女もそして自分自身もあんなに悩み苦しむ必要はなかっただろう。
2007.08.03
コンパの後に
「ショパンの会」では時々部室以外の場所でコンパをやっていた。
その日は夜遅くまでみんなで飲んで、電車もなくなり、歩いて帰ることになった。
近くに住んでいるメンバーが少しずつ帰っていき、遠くまで歩いて帰るメンバー数名と話しながら歩き続けた。
その中に「彼女」もいた。
私と彼女の住んでいる場所は、そう遠くはなかったし、方向も同じだったので家の近くまで一緒に歩いた。
もちろん他のメンバーもいたのだが、私は彼女に声をかけた。
「話したいことがあるから、少しの時間付き合って」
彼女は少し驚いた風だったが、一緒に歩いていた通りに面した公園まで付き合ってくれた。
他のメンバーとはそこで別れた。
砂場の脇に二人で座って、話し始めた。
私は自分の気持ちをストレートに表現できず、かなり回りくどい言い方をしていたようだ。
ただ、私が「彼女」を「好きだ」ということははっきりと伝えた。
彼女はただただ驚いていた。全く予想外だったようだ。
彼女にとって私は、たくさんの本を読んでいて知識の豊富な頼れる先輩であり、先生のような存在だったのだと言う。
そのような人間がいきなり「告白」してきたのだから、気持ちが動転したようだった。
彼女の中には私に対する尊敬や親しみはあったのだが、恋愛感情はなかったのだと思う。
ただ、彼女の反応や言葉から「拒否することで先輩との関係を悪化させたくない、先輩とはつながっていたい」という気持ちが伝わってきた。
私はこのとき、彼女に告白したことを後悔した。
その日は夜遅くまでみんなで飲んで、電車もなくなり、歩いて帰ることになった。
近くに住んでいるメンバーが少しずつ帰っていき、遠くまで歩いて帰るメンバー数名と話しながら歩き続けた。
その中に「彼女」もいた。
私と彼女の住んでいる場所は、そう遠くはなかったし、方向も同じだったので家の近くまで一緒に歩いた。
もちろん他のメンバーもいたのだが、私は彼女に声をかけた。
「話したいことがあるから、少しの時間付き合って」
彼女は少し驚いた風だったが、一緒に歩いていた通りに面した公園まで付き合ってくれた。
他のメンバーとはそこで別れた。
砂場の脇に二人で座って、話し始めた。
私は自分の気持ちをストレートに表現できず、かなり回りくどい言い方をしていたようだ。
ただ、私が「彼女」を「好きだ」ということははっきりと伝えた。
彼女はただただ驚いていた。全く予想外だったようだ。
彼女にとって私は、たくさんの本を読んでいて知識の豊富な頼れる先輩であり、先生のような存在だったのだと言う。
そのような人間がいきなり「告白」してきたのだから、気持ちが動転したようだった。
彼女の中には私に対する尊敬や親しみはあったのだが、恋愛感情はなかったのだと思う。
ただ、彼女の反応や言葉から「拒否することで先輩との関係を悪化させたくない、先輩とはつながっていたい」という気持ちが伝わってきた。
私はこのとき、彼女に告白したことを後悔した。
2007.08.06
難しい関係
結局、長い時間彼女の気持ちを探ったが、非常に難しいことになってしまった。
私と「彼氏彼女の関係」にはならず、関係は今まで通り。
しかし、彼女は私の気持ちを十分に汲んでいて、かなり親しい男女という関係を私との間に求めた。
このような微妙な関係が私の気持ちをかなり不安定なものにしてしまったことはいうまでもない。
彼女は多くの後輩達のなかでもとりわけ私に近い関係で、その気になれば私を独占できるのだが、私は彼女にそれを要求できない。
私はこのとき以前読んだ「道ありき」という本を思い出していた。
せっかく自分が好きになった相手だ。その相手の成長や幸福をいつも願ってそれを具体化する行動をとろう。
そして彼女から尊敬されるような人間になろう。
私の中には異性との関わり方として、自分の理想となるイメージがこのときに明確に存在していた。
「道ありき」のなかで出てくる男性の、著者である三浦綾子に対する関わり方。それが自分の理想だったのである。
理想を描き、現実の中でそれを実現させようと努力するときに、人間が大きく成長するものであることを私はこの恋愛で学ぶのである。
自分が非常に難しい立場にいることを自分ではよくわかっていた。
自分の醜さとの戦いが始まった。
彼女はそんな私の内面をよそに、今までと変わらない日常を送っていた。
私はそれでいいのだ、と思った。
私と「彼氏彼女の関係」にはならず、関係は今まで通り。
しかし、彼女は私の気持ちを十分に汲んでいて、かなり親しい男女という関係を私との間に求めた。
このような微妙な関係が私の気持ちをかなり不安定なものにしてしまったことはいうまでもない。
彼女は多くの後輩達のなかでもとりわけ私に近い関係で、その気になれば私を独占できるのだが、私は彼女にそれを要求できない。
私はこのとき以前読んだ「道ありき」という本を思い出していた。
せっかく自分が好きになった相手だ。その相手の成長や幸福をいつも願ってそれを具体化する行動をとろう。
そして彼女から尊敬されるような人間になろう。
私の中には異性との関わり方として、自分の理想となるイメージがこのときに明確に存在していた。
「道ありき」のなかで出てくる男性の、著者である三浦綾子に対する関わり方。それが自分の理想だったのである。
理想を描き、現実の中でそれを実現させようと努力するときに、人間が大きく成長するものであることを私はこの恋愛で学ぶのである。
自分が非常に難しい立場にいることを自分ではよくわかっていた。
自分の醜さとの戦いが始まった。
彼女はそんな私の内面をよそに、今までと変わらない日常を送っていた。
私はそれでいいのだ、と思った。
2007.08.09
黄金の糸
実はこの恋愛は不思議な結末を迎える。
私にとっては「彼女」との出会いは、数ある人生の出会いの中でも非常に貴重なものになった。
学生時代は本当に一つ一つの出会いを大切にしてほしい。
特に自分の心の内を深いところまで話せる相手、理解しあえる相手、そんな相手との出会いは同姓、異性にかかわらず非常に貴重だ。
今振り返ると、彼女と私が「赤い糸」で結ばれていたのか、といえばそうではない。
私は大学卒業の六年後、別の女性と結婚する。
彼女もまた私よりずっと後に、別の男性と結婚する。
しかし彼女はわたしにとっては「ソウルメイト」。
彼女もまたそう思っているだろう。きっと今でも。
人生の途中で、内面の深いところでつながることのできた人は全てが貴重なソウルメイトだ。
頻繁にはないこんな貴重な出会いを学生時代に経験し、大切に大切に育んでほしい。
結婚相手になる人とは「赤い糸」で結ばれているという。
しかし「ソウルメイト」といわれるような魂のつながりを暗示させるような出会いの相手とは「黄金の糸」で結ばれている。
20年以上もたった今、そういう思いを強くしている。
◆運命の男性に愛される秘訣◆本物のパートナーと出会い、愛情を築くための【超恋愛心理学】的アプローチ!&自分を愛するための心のトレーニング!A
私にとっては「彼女」との出会いは、数ある人生の出会いの中でも非常に貴重なものになった。
学生時代は本当に一つ一つの出会いを大切にしてほしい。
特に自分の心の内を深いところまで話せる相手、理解しあえる相手、そんな相手との出会いは同姓、異性にかかわらず非常に貴重だ。
今振り返ると、彼女と私が「赤い糸」で結ばれていたのか、といえばそうではない。
私は大学卒業の六年後、別の女性と結婚する。
彼女もまた私よりずっと後に、別の男性と結婚する。
しかし彼女はわたしにとっては「ソウルメイト」。
彼女もまたそう思っているだろう。きっと今でも。
人生の途中で、内面の深いところでつながることのできた人は全てが貴重なソウルメイトだ。
頻繁にはないこんな貴重な出会いを学生時代に経験し、大切に大切に育んでほしい。
結婚相手になる人とは「赤い糸」で結ばれているという。
しかし「ソウルメイト」といわれるような魂のつながりを暗示させるような出会いの相手とは「黄金の糸」で結ばれている。
20年以上もたった今、そういう思いを強くしている。
◆運命の男性に愛される秘訣◆本物のパートナーと出会い、愛情を築くための【超恋愛心理学】的アプローチ!&自分を愛するための心のトレーニング!A
2007.08.19
多忙な日々
人関係が濃密になってくるとひとりの人間に対して関わる時間が増えてくる。
この頃の私がまさにそうだった。
それでもゼミの発表を毎週こなし、三つのサークルを掛け持ちで活動していた。
将来のことを考えて法律の勉強もかなりがんばったが、大学院に進学する可能性も捨てきれなかったので語学もかなり勉強した。
異常なほどに行動的で活動的だった。
その頃と今を比較すると、何と言っても「行動力」が大きく減退していることを感じる。
その頃の「行動力」の源泉が一体どこにあったのかと考えてみると、体力がまず違ったと思う。
そして将来に対する「夢」「希望」。まだ何事もなしていないという可能性を秘めた自分の存在。
しかしそれは年齢にはあまり関係のないことだ。
確かに体力は仕方がないのだが、どんなに歳を取っても「可能性を秘めた自分」に対する期待や信頼は失いたくはない。
この頃の自分が今の自分を見たらどう評価するだろうか。
就職をして、家庭を持って、落ち着いてしまった今の自分を。
「もっとやれることがたくさんあるよ」
そんな声が聞こえてきそうだ。
この頃の私がまさにそうだった。
それでもゼミの発表を毎週こなし、三つのサークルを掛け持ちで活動していた。
将来のことを考えて法律の勉強もかなりがんばったが、大学院に進学する可能性も捨てきれなかったので語学もかなり勉強した。
異常なほどに行動的で活動的だった。
その頃と今を比較すると、何と言っても「行動力」が大きく減退していることを感じる。
その頃の「行動力」の源泉が一体どこにあったのかと考えてみると、体力がまず違ったと思う。
そして将来に対する「夢」「希望」。まだ何事もなしていないという可能性を秘めた自分の存在。
しかしそれは年齢にはあまり関係のないことだ。
確かに体力は仕方がないのだが、どんなに歳を取っても「可能性を秘めた自分」に対する期待や信頼は失いたくはない。
この頃の自分が今の自分を見たらどう評価するだろうか。
就職をして、家庭を持って、落ち着いてしまった今の自分を。
「もっとやれることがたくさんあるよ」
そんな声が聞こえてきそうだ。









