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2008.05.25 短い2年間
修士論文を書き終えた私は、博士課程に進学するために語学の勉強に取り掛かった。

この段階で振り返ってみれば、非常に短い大学院生活だった。

私の世界を広げたのは大量の書物とアルバイトでの様々な仕事だった。

大学院の博士課程の試験は2ヶ国語の試験のみ。もちろん修士論文は考慮されるが、語学の勉強は必須だった。私の場合は英語とフランス語。

論文を書くためにはほとんど洋書は使わなかったので、大学院に入ってから語学の学力はあまり伸びていなかった。

様々な文献を読んでは博士課程の試験に備えたが、いまひとつ実力がついたのかどうかは分からなかった。

ただこの頃には外国語を日本語を通さずに理解できる状態になってはいた。

外国語から直接意味が取れるのである。外国語をたくさん読んでいるとこのような状態になってくることがある。一応その程度の力はついてきていたわけである。

ちょうど二年前はゼミの教授にマンツーマンで英語を教わっていた。

今度は自力で英語とフランス語の勉強をやった。

短かった二年間の総決算だ。結果がどちらであっても私は悔いの残らないようにしようと思った。

試験の日の朝まで自習部屋で勉強を続け、試験に臨んだ。

もちろん大学にさらに残って研究を続けることが本当に自分の道なのかという疑問や不安はなかったといえばうそになる。

しかし自分が全力を尽くしたら、その結果のなかに、自分の道が示されるだろうという不思議な安心感が私にはあった。

もうそうなれば結果はどっちでもよかった。ただ不十分な努力で試験を迎えることだけは避けたかった。人生の大きな岐路には成功もあり失敗もあるだろう。

どちらに出てもそこには自分の進むべき道が示されるのである。
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