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大学院の博士課程の試験は2ヶ国語の試験と面接試験があった。

この面接では私が今後研究したいテーマを聞かれたが、私の悪い癖でかなり抽象的な話をしてしまった。また外国語の試験では翻訳にことのほか手間取ってしまい、時間以内に十分な訳文を出すことができなかった。

私が興味を持っていたことが非常に茫漠たるもので、大学院での研究に適したものかどうなのかは全く分からなかった。

真理は人を幸せにする

そのために真理の探究を行うことが学問の本質である。

この頃の私の心の奥底にはそんな考えがあった。
もちろん私が大学院でやってきた研究などはそのようなものの一部を構成するかさえ全く分からなかった。

とりあえずは自分としては精一杯試験に臨みはしたものの、試験としては満足のいく結果とはいえなかったと思う。

この頃の私は理想を追い求める気持ちと、大学の博士課程に進み教授になって偉くなりたいというような栄達を求める気持ちで揺れ動いていた。抽象的で専門的な勉強の中で、自分が賢く、偉くなったような錯覚もあった。

複雑な気持ちを抱えて大学院入試の結果発表を待つことになった。

父や母は、ここまできたら大学の先生になって欲しいと思っていただろう。
私の気持ちをよそに周囲はそんな期待で一杯だった、

ここは私の人生で非常に大きな転機になる。

そう思った。

しかし、もはや試験は終わったのだ。なるようにしかなりようがなかった。

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