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2008.08.29 友ありて
学生時代の友人の影響は非常に大きいものである。

どのような友人と出会うか、また関わるか。このことは学生時代の重要なテーマだ。

学生時代は是非、心の底から語り合える親友を得たいものだ。

このような友人を得るためには二つの行動が重要である。一つは自分をできるだけ開示して自分の個性や考えを相手に伝えること。そしてもう一つは相手を正しく理解するために、よく相手の話を聞くことである。

これは言葉で言うのは簡単だが、実際に行動してみるとなかなか難しい。

素直に正直に自分を表現することも、相手の話を辛抱強く聞くことも。

学生時代は自由である、という話を前回したのだが、自由というのは一人気ままに行動することや他人の存在を意に介せずに生きていくことではない。

実は他人との「関係における自由」というものが確かに存在するのである。

お互いの共感、理解、協同、そんなものの中にこのような自由は存在している。

学生時代に、その自由を実感して欲しいものだ。

多くの学生が人との関わりを避けたり、他人と関係を作ることを苦手としている、というよりもそのようなものを不自由で面倒なことだと考えているかもしれない。

しかし、もう一歩相手の懐に飛び込んだところに、新しい世界が開けているのだ。

そのような相互に影響しあう関係の中に、自分の個性を見つけていかなければならない。

自分の個性や役割は、自分だけではつかむことはできない。

他人との相対関係の中で、自分というものが確実に見えてくるのである。

親友は自分に孤独を教えてくれるものだ。どんなに仲が良くても、気が合う友達であっても、何でも話せる大親友であっても、人生の最後までを共有することはできない。

そんな孤独の中に自分に与えられた個性や役割を、誰とも代替できないかけがえのない自分を、掴み取らなければならない。

それを教えてくれる友人を見つけよう。

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