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フリーターだった私が専門学校の講師に応募して、二次面接まで進んだ。

その間も虎の門病院での仕事は続いており、毎日が病棟と検査室との間を走り回る日々が続いていた。虎の門病院には、職員に専用の図書室があり、昼休みなどはそこで勉強することも多くなった。

ただ、かなり体が疲れていて、体が動いていないときは眠くて仕方がない。病院での仕事は重労働でいつも足が重たかった。

通常は月曜日から土曜日まで病院の仕事があり、専門学校の採用の二次面接は、日曜日にしてもらった。

指定された日曜日の午前、電車に乗って錦糸町まで向かうつもりだったのだが、前日から台風が吹き荒れており、中野まで出たところで、電車がストップ、それ以上はすすめなくなった。

復旧の見通しがなかったので、駅の公衆電話からその旨の電話を入れて、二次面接はキャンセルになった。

なかなか前に進まない感があったが、結局二次面接はそれからさらに二週間後の日曜日に行われた。

聞かれた質問は、一次面接の内容とほぼ同じで、今度は自信をもって答えられたと思う。

この面接で合格となれば、あとは健康診断を受ける。

それで問題がなければ正式に採用だ。フリーターになってからというもの、健康診断など受けたこともなかったが、自分の健康だけは過信するほどの自信をもっていたので、面接に合格すれば大丈夫だろうと思った。

最近は面接や就職の対策本などがたくさん出ている。情報が多くて、学生たちも大変だろう。

私は自分が専門学校の講師になって、学生の就職などをサポートする立場に立つまでは、就職の対策本などを読んだことは一度もなかったし、当時はそれほど多くの対策本も存在していなかった。

長い長い不況を通り越して、若者の就職が困難になり、その需要に応じて、対策のノウハウ本や情報はどんどん増えていったようにも思う。

しかしどのような場面でも、結局は自分の言葉で自分のことや他人のこと、社会のことを語ることができなければ、幸せからは遠い気がする。

自分を見つめ、自分自身と対話した深い経験が、固有の人生を作り出すのだと思う。

就職活動にはさまざまなテクニックや技術は必要かもしれないが、おそらく採用する側からすれば、そのような表面上の取り繕いを見破ることは容易なことなのではないだろうか。

この後に、自分が実際に採用面談などを担当する立場に立って、ノウハウ本に書かれている通りに履歴書を記入してくる新卒の学生を見て、うんざりした記憶がある。

他人に自分を知ってもらい、自分を理解してもらい、自分をPRすることは、それほど安易なことでもなければ、紋切型の言葉で表現できるものでもない。

やはり若い学生たちには、自分らしい就職活動を行って、そのプロセスで成長してほしいものだと思う。

就職が難しくても、自分を責める必要もないし、自信を失う必要もない。

やはり自分を深く掘りながら、他人や社会と対話して、自分の場所を決めて欲しい。

誰かにお墨付きや評価をもらわなければ自分の価値がないのだと考えるほど悲しいことはないだろう。自分が行くべき道は結局自分で決めるしかないし、それは誰のせいでもないのである。









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