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2007.09.04 将来の夢
彼女が私に「好きな人ができた」という相談をしてきてから数週間がたっていた。

不思議なことに彼女はその好きな相手に対して何のアプローチもしないで、話はそのままになっていた。

相変わらず彼女は何事もなかったかのように毎日私の部屋にきて、読んだ本の話や大学でおきた出来事などについて話した。

この頃は夜遅い時間まで話し続けて、彼女を部屋に送り届けることが日課のようになった。

私はもはや、彼女が誰を好きになろうがどうでもいいという心境になっていた。

大学時代の残された時間、彼女と一体どれくらいの時を過ごせるだろうか。そう考えると一日一日が非常に貴重なものに思えたのだ。

私は大学を卒業したら東京に出て行こうと決めていた。

将来の夢、そう呼べるものはなかった。しかし、もっと自分の世界を広げ多くの経験を積んで、たくさんの人に素晴らしい影響を与えることのできる人間になろう、そう思っていた。

たくさんの心の糧を、心の財産を手に入れたい。

そのためにも彼女との対話の時間は非常に貴重だった。

卒業したら彼女とはお別れ。ずっと一緒にはいられないんだ。

だから彼女が私のことをどう思っていようと、二人の時間を大切にしよう。

彼女の心に何かを残そう。

出会ってよかったといわれるような何かを。そんな気持ちになれたとき、私はほんの少し、恋愛を超えたような気がした。

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